今回のテーマは、「頑張り続けているのに、なぜ苦しいのか」です。
自信をつけようと頑張っている…
自分磨きをしたり、運動や美容に励んだり、不安をなくそうと前向きに考えようとしたり…
でも、なぜか苦しい…
なんで安心できないんだろう?
他になにをやればいいんだろう?
あなたは、そんな風に悩んでないでしょうか?
今回の動画は、そんなあなたへ、なぜ頑張り続けているのに苦しいのかをお話していきます。

原因は努力不足ではない
まず最初にお伝えしたいこととして、その苦しみの原因は努力不足ではありません。
むしろ、「ちゃんとやらなきゃ」「もっと頑張らないと」
そういうふうに、自分の足りない部分を見つけて改善しようとするほど、苦しみを覚えることも多くなります。
なので苦しみの原因は、努力が足りている、足りてないということではないんです。
不安と努力のループ
多くの場合、努力の背景にあるのは不安です。
「今のままじゃダメだ」「怠けてないで何かはじめないと」こんな心の声が聞こえる…そして、その声が不安を生みます。
今のままじゃ嫌われるかもしれない。
価値がなくなるかもしれない。
認めてもらえないかもしれない。
そんな強い不安が湧き上がってくる…そしてその不安の声を静かにするために、何かを頑張る。自分を磨く。成果を出す。そして周りの人に称賛される。
すると、不安の声が小さくなります。このとき、ようやく安心できる…
だけど、努力は成功し続けることはありません。成果を出そうとして失敗したり、疲れが溜まって休んでしまったり…
すると、自分の中の不安が強くなって返ってきます。「安心は幻だった。やっぱり私はダメだ」って。するとますます苦しくなる。
だからこそ、「今度こそ!」とまた頑張り始める。これが努力の形を変えながら、次々に繰り返される。これが不安と努力のループです。
これは、努力が悪いということでもありません。あなたにとって、安心するためには努力が必要だった。努力しなければ安心できない状況だった。これは、そういう環境の問題なんです。
条件付きの安心
私はこれを、「条件付きの安心」と呼んでいます。
例えば、
成果を出せば褒められる。
いい子でいれば怒られずに済む。
役に立てば相手にしてもらえる。
そして、その時だけ安心できる…
こういった環境に居続けていたら、安心するために頑張るのは当たり前の話です。安心は『頑張ったときだけのご褒美』だと、身体が覚えてしまっている。
すると当然、怠けると不安になります。怠ける自分、失敗する自分には居場所がないことになってしまうから…だから、頑張り続けること、成果を出し続けることが必要不可欠になってしまうんです。
努力を煽る仕組み
そして、現代の世の中は、努力を煽る仕組みが溢れています。本屋に行っても、YouTubeの広告を見ても、SNSを見ても、自己啓発情報が「もっと素晴らしい自分になりなさい」と言ってくる…
もちろん、それが悪いというわけではありません。それが成長に繋がることも事実です。ただ、「変わりなさい」というメッセージは、同時に必ず「今のあなたは不足している」というメッセージにもなるんです。
だから苦しくなる。「今のあなたは不足している」と言われ続けているんだから…そうやってループは続いていくんです。
変わらなくていい場所
そんなあなたに必要なのは、さらに頑張ることではなくて、変わらなくても居られる場所かもしれません。
成果がでなくても、前向きじゃなくても、自信がなくても、「そのままの私で居ていいんだ…」そんな風にあなたが感じられる場所。
頑張るあなたも、
頑張らないあなたも、
同じように迎えられる場所。
そんな場所があれば、不安と努力のループが、少し弱まってくるかもしれない。私はそう思っています。
終わりに
今回は、「頑張り続けてるのになぜか苦しい」と感じるあなたへ、不安と努力のループ構造についてお話しました。
その根っこにあるのは、「成果を出せば安心できる」という条件付けの安心のみが与えられる環境です。
あなたは、その環境の中で安心を得るために頑張り続けている。それは、あなたが今日まで一生懸命生きてきた証です。だから私は、それを止めたほうがいい、なんてことは言いません。
ただ、それしか許されない場所に、ずっと居続ける必要もないのかもしれません。今回の記事で、「努力不足が原因じゃないのかも?」と少しでも思ってもらえたら嬉しいです。
今回は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
モバイル愛着ケアカウンセラー 川谷虎鉄でした。